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9回目のブログ【相続税の知られていない問題】

■相続税って何?

 相続税とは亡くなった方の財産が多い時に、その財産にかかってくる資産税で、相続財産をもらった方が納税する。現在は亡くなった方の内、相続税がかかる方は約8%いる。

 

■知られていない問題って?

 皆さん、自分の親が亡くなった時に、相続税がかかるか判りますか?実は相続税がかかる事は遺族の方に誰も教えてくれないんです。遺族の方が相続税がかかるかどうかを自力で判断して、相続税がかかる場合は、亡くなってから10か月以内に申告書を提出し、相続税の納税を行わなければいけません。今は相続税がかかる事が判らずに、遺族が何も手続きを行わない【悪意のない脱税者】が増えています。

 

●遺族はどうすればいい?

  1. 最も簡単なのは税理士か相続士に相続税がかかるか聞く事です。
  2. 遺族だけで判断する場合は、相続税の基礎控除を把握しましょう。

 相続税がかかるかどうかは、基礎控除額より遺産が多いかどうかを知る事です。

 その基礎控除は

【3000 万円+(600万円×相続人数)】で計算します。

 

 相続人が妻と子供2人の場合は

【3000 万円+(600 万円×3 名)=4800 万円】

亡くなった方の遺産が 4800 万円より多ければ相続税の申告が必要になります。

 

 遺産とは土地・家屋・預金・証券・保険・借金・書画骨董・車など、全てをお金に換算して【資産総額】を算出します。

 

★終活ジュニアお勧めポイント

 親が元気なうちに、相続税がかかるかどうかを確認してもらいましょう。相続税がかかるかどうかで相続手続きは3倍以上大変になります。親が元気なうちに相続税がかかる場合は節税対策をお勧めします。

親が70才になったら子供から相続税の話をしましょう!