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15回目のブログ【金利があぶない問題】

■金利があぶない問題とは?

住宅ローンやリフォームローン、自動車ローンなどのローンの金利は、今や過去に見たこと が無いくらい低金利で借りやすくなっています。それはなぜでしょうか??  実は政府が金融政策の下で金利を下げています。この金利が間もなく上がりそうなんです。 

 

■これから注意する【ワード】は?

①アメリカの金利政策  

 

 アメリカがくしゃみをすると日本もうつってしまいます。アメリカの金利が上がるとま もなく日本の金利も上がってくるんです。気を付けましょう  

 

②国債の金利  

 

 日本の金利は何に連動していると思いますか? 国債の金利です。国債は沢山の人が購 入すればするほど金利が低くなります。ちなみに崩壊しかけたギリシャは一時期国債金利 が7%に近づくほどになりました、誰も購入しないので上がったんですね。現在日本の国債 は日銀が意図的に購入する事で金利を押さえています。しかし、国債が膨らみ過ぎて今や火 の車になってしまい、これ以上国債を購入する事は難しくなりました。コロナの終息と連動 して徐々に金利を上げていく方向です。 

 

●どうすればいい?

まずは、現在借りているローンの見直しをしましょう。分かり易く言うと、変動金利をでき るだけ固定金利に変更する事です。銀行はできるだけ固定金利で貸したくありません。それは、今後金利が上がる事を知っているからなのです。できれば 2 行位の条件を聞いたうえ で、天秤にかけましょう。金利は今後の生活に大きく影響を与えますよ!  

そろそろ家を建てようとか、リフォームしようとか考えている方は、今すぐ実行に移しまし ょう。金利は上がり始めたら、1 年間で1%以上簡単に上がってしまいます。ちなみに35 00万円の住宅ローンが1%上がっただけで、支払いは800万円位高くなってしまいま す。  

 

★終活ジュニアお勧めポイント

親が相続税がかかる場合は、【住宅取得資金贈与の特例】を使いましょう。これは親が子供 の住宅資金を援助するというもので、贈与税がかからず、相続税の節税になり、子供はロー ンの負担が少なくなります。いい事づくめですね♪  

また、住宅を契約した場合、直ぐにローン申請をして、100万円でいいので中間金を借り ましょう。そうする事によって、金利が低い時期に固定する事ができます。