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32回目のブログ 【夫亡き後の自宅をどうする?の話】

■主人名義の自宅を主人が亡くなった後どうする?

時々、こんな話を聞くことがあります。

「夫とそんなに歳が離れていないから、私が相続してもしかたがない」

これは母親の言葉です。そして直接⻑男名義にしてしまいます。

大間違いですよ!!

 

■夫の名義から妻を飛ばして⻑男名義にする事の問題点は?

女性は男性より強い、それは判っています。

だけど、そんなに強い妻でも夫を亡くしたら共通の行動にでます。

それは、【依存症】です。

多くは【お金】【家】に依存するんです。

⻑男名義でも母親として追い出されるわけではありません。

頭では理解できます。でも、心はどうでしょう?

自分の物ではない家で安心できる方ばかりではないんです。

そして問題はもう一つ!

女性は死なない(笑)ため、最近は息子が母親より先に亡くなる事が珍しくないんです。

そうなったら自宅は【嫁名義】となります。

そんな恐ろしい事、考えたくないですよね。

 

■どうすればいい?

どうか夫の遺してくれた自宅を妻名義にして下さい。

理屈ではなく、幸せな【おひとり様の老後】を過ごす為に必ず必要な事だからです。

しかし、いつかは子供に渡す時がきます。

是非、夫婦とも元気なうちに【家】【仏壇】【お墓】を守りしてくれる子どもを決めて、お願いしてください。

そして、その子どもに少し多めにお金も遺してあげて下さい。

それが本当の意味の平等になるからです。

そしてその本当の意味の平等を手紙にしたためて下さい。

それが遺言書なのです。