■親が施設に入所したら子どもはどうする?
50代になると段々親の介護の心配が出てきます。
特に母親の介護になると、お金の管理でまず悩んでしまいます。
施設への支払いや買い物等、親が動けないので認知症になっていなくても意外に面倒な物です。
実家に近い子どもが大変な思いをすることになってるのが現状かもしれません。
■どんな方法があるのかな〜?!
- 後見人制度
- 家族信託
- 預り金
それぞれにメリットデメリットがあるので、理解したうえで考えよう!
乱暴に説明すると
【後見人】
メリット 全ての財産を管理する事ができ、不動産売却も可能
デメリット 意思能力があるうちは何もできない、毎月お金がかかる
【家族信託】
メリット 意思能力があるうちから管理可能、経営等も管理できる
デメリット 費用が高すぎる
【預り金】
メリット 費用がかからない、普段の生活費の管理は問題無くできる
デメリット 不動産の売却などは出来ない
■預り金をするならば?
よっぽど事情が無い限り、預り金で対応できると思うので、今回は預り金の手続きを
説明しますね。
- 預かるお金専用の通帳を作成(親の名義でも子どもの名義でも OK
- その通帳に親の預金を一部移し替える
- 預り金としての【覚書】を作成し、署名押印する
- 親用の家計簿を用意して、預り金を利用したら家計簿に記帳する
以上の内容を正しく行う事で問題無く管理する事ができますよ!
注意点として
- 親の健康状態によって、預かるお金を調整する事
- 兄弟の価値観の違いを理解して、先々揉めない様にする
- 相続税がかかる場合は、税務署に怪しまれない様にしましょう!
★とりあえず最初にする事は??
親が元気なうちに、先々どうするかの話をしておきましょう
子どもの誰が管理するかを今のうちに決めておきましょう
管理する子どもには【管理費】も金額を決めてあげる事をお勧めしますよ!