■最近の⻑男の話
最近の⻑男は、なぜか実家から遠くに住んでいます。
そして、遠くに家を建てています。
また、よく見ると⻑男の家の近くに嫁の実家があります(笑)
⻑男の役目を果たすことは、、、、難しいですね!
■それでも親は
それでも親は、退職したら実家に帰ると思うから、この家は⻑男に継がせる〜〜って
言います。
お父ちゃん、お母ちゃんよく考えてみましょう。
これからの定年は70歳時代となります。
現在40歳の息子に70歳の親、子どもが定年を迎えるのは30年後となります。
そのころ親の年齢は、、、多分生きていない方がほとんどですね。
そう、これからの時代は子どもの定年を見る事が出来る親は少数になるんです。
■親が亡くなった後
親が亡くなった後、定年になった息子が実家に帰ってくれたケースを、私は知りません。
30年相続の仕事をしていますが、一人も見たことがないんです。
親がいるから帰る可能性があると思います。
県外に出た⻑男が帰ってくるのは、もはや【都市伝説】なのかもしれません。
★増える空き家問題
- ⻑男は親と別居している
- 親が実家をどうするか子どもに伝えていない
この1.2.の状態の家は、そのほとんどが【空き家問題】を抱える事になります。
是非、核家族の親は元気なうちに家を誰に継いでもらうか考えましょう。
そしてそれは⻑男、⻑子に関わらず、守りする事が出来そうな子にお願いしましょう。
その子には先々の介護、お墓・仏壇もお願いする事になると思います。
その時にひとつお願いがあります。
介護、お墓・仏壇、そして実家の守りをお願いする子には、是非自分の預金を少し多めに相続してあげて下さい。
大変な事を任せる子に預金を多くあげて、初めて平等になると思います。
この考えは子どもには理解されないので、本当の平等を遺言書にしたためて下さい。
【親を守ってくれる子を守る為の遺言書】必要だと思いませんか?